中1安全ワークショップ 第3回
2018.01.27
1月13・20日に中1安全ワークショップが実施されました。
安全ワークショップでは、生徒たちが学校内外における他者との関わりにおいて、お互いが「ほどほどに」快適に過ごすために必要なコミュニケーションの取り方(これを「カイテケーション」と呼んでいます)を体験的に学習します。プログラム内容は、講師である「安全ファンフェアーズ」の方々が中心となって、本校の中1のために作成されています。
これまでは、前半に講師の方々にお芝居をしていただき後半に前半を踏まえたゲームを通してカイテケーションを学ぶという流れでしたが、最終回である今回は生徒たち自身にも「即興で困った人対応をする」という内容を演じてもらいました。テーマは「みんながひとりにできること、ひとりがみんなにできること」。
特に、今回初めての試みとして、中1のときに同じワークショップを受けた中3生を「カイテケーション協力隊」として迎え、中1の芝居に加わってもらいました。中1の芝居に先輩である中3が加わることで様々な化学反応が生じた点が印象的でした。
講師の「安全ファンフェアーズ」の皆さん。
ケガをして動けない人を助けています。
上手(右側)で泣いている子どもの対応をしている一方、下手(左側)ではそれをスマートフォンで撮影しようとする中3生の対応をしています。
芝居の後の振り返り。右端の2人は中3です。
最後に、今回の安全ワークショップを総括してくれるような生徒の感想を紹介します。
「ハプニングやトラブルへの対応によってそれらの結果はかわっていくので、どれが一番正しいのかは分からないけれど、細かなことに気を付ける『カイテケーション』によって悪い方法を選ばずに、なるべく正しい方向へと結果をかえていけるのではないかなと思った。」
「一年生の時にワークショップを体験した先輩たちはとてもやさしく、すごいなと思い、自分もあのようになれれば、ワークショップが身になったということなのかなと思いました。」
中1体験学習担当